しみ大根を身欠きにしんやじゃがいもと煮た、田植えの時のご馳走です。煮汁がしみ込んだしみ大根をかむと、干した大根の甘みと食材の味わいが口の中に広がります。しみ大根とは寒冷地帯でしか出来ない、寒の時期に仕込む保存食の一つで、昔は各家々で作ったものですが、最近では市販品があります。
材料
しみ大根 | 3本 |
にんじん | 半本 |
じゃがいも | 3個 |
身欠きにしん | 3本 |
平こんにゃく | 1枚 |
サラダ油 | 大さじ1 |
水 | 150cc |
魔法のしょうゆ | 150cc |
作り方
- しみ大根を水に浸し、戻す。(ぬるま湯で戻すと早い)
- 絞らずに、2~3cm位に切る。
- にんじんは、皮をむいて乱切り。じゃがいもは、皮をむいて適宜に切る。身欠きにしんは、斜め切り、平こんにゃくは適宜に切る。
- しみ大根と水(分量外)を入れて10分ほどゆでる。
- サラダ油大さじ1を鍋に入れて、ゆでたしみ大根、にんじん、じゃがいも、みがきにしん、平こんにゃくを炒める。
- 水と魔法のしょうゆを入れて煮る。じゃがいもが柔らかなったら、出来上がり。
ポイント
- 水でもどしたしみ大根を絞らずに切りましょう。絞ってしまうと、煮てもしなびたままになって、もどらなくなってしまいます。
- 煮物に身欠きにしんを入れる時は、サラダ油で炒めてから煮ると、煮崩れしにくいです。