
私の住む山形は、盆地にあり、海の新鮮な魚が手に入りづらかったこともあり、にしんの干物の「身欠きにしん」が重宝されました。ただ、焼いて醤油をかけて食べてもおいしいのですが、多く手に入った時は、味噌に漬けておくと、保存が効きます。かたい身欠きにしんの場合は、米のとぎ汁に2~3時間浸けておき、水で洗って使いましょう。
材料
| 身欠きにしん | 3本 | 
| 天然醸造味噌 | 大さじ1(20g) | 
| 砂糖 | 大さじ1 | 
| 日本酒 | 小さじ1 | 
作り方
- 身欠きにしんを水で洗い、2つに切る。
 - 8割こうじ贅沢味噌に砂糖、日本酒を入れて、よく混ぜ合わせる。
 - 身欠きにしんの身の方に、混ぜ合わせた②の甘味噌をぬる
 - その上に、身欠きにしんの皮の方を下にして重ねていく。ラップに包んで、冷蔵庫に保管。
 - 2~3日してから、さっとあぶって食べる。
 
ポイント
- 数日置いてから食べると身欠きにしんに味が染み入っておいしい。
 - 保存がきくので、おかずのない時に便利。
 - 身からあぶり、皮は焦げ目がつく程度にさっとあぶる。
 - 身欠きにしんがかたい時は、米のとぎ汁に2~3時間浸しておくとよい。