わらびは春から初夏の山菜ですので、旬の味を楽しみましょう。
わらびは、おひたし、漬物、煮物などいろんな食べ方があります。
味噌汁と言えば、「わらびと油揚げ」の組み合わせが一般的ですが、なんと油揚げの代わりに身欠きにしんを入れると、一段と美味しくなります。山形の伝統の味噌汁です。
材料
わらび | 500g |
身欠にしん | 2本 |
だし汁 | 1000ml |
天然醸造味噌 | 適量 |
作り方
- わらびは入手したら、わらびの長さが入る器に入れてあく(木灰)または重曹をふり、湯をかけ1晩おく。
- 翌日きれいに洗い半日ほど水にさらす。
- アクぬきして水にさらしたわらびの、穂先と根元の固いところを切り落とし、3~4cmに切る。
- 身欠きにしんの頭を切り落とし、2㎝位の幅に斜め切りにする。
- だし汁に切ったわらび、身欠きにしんを入れて、火にかけ、わらびがお好みのかたさになったら、18割こうじ贅沢味噌を溶かし入れ、出来上がり。
ポイント
- アクぬき用のお湯は、沸騰直後のものは避ける。熱すぎはダメ。
- 出来れば、あく(木灰)や藁あくを使うとあまり柔らかくならなず、失敗が少ない。
- アクぬきしている時、わらびが水面から出ない様に、落としぶたをする。水面から出たところは、アクがぬけないので。
- うど、たけのこ、など旬の野菜を入れると尚味わいが深くなります。
- 身欠きにしんが手に入らない時は、王道の油揚げで!